浮気の事実なし
2021年02月2日
浮気調査をしてみたら、「浮気をしていない」という事実が判明したという結果も出る事があるのが現実です。
「そんなはずはない、絶対に浮気している」と意見を曲げない依頼人様もいらっしゃいますが、対象者の行動を逐一映像に収め、証拠画像を記録しているのですから、浮気していなかったら、浮気をしていないという調査結果しか出ません。
ある案件の場合は、過去に怪しい行動があって、旦那さんを問い詰めたら、とても動揺していたというのが浮気の根拠というのですが、この場合の旦那さんの心理としては「あっ、感付かれたか!」というものと、「浮気なんかしていないのに何を急に言い出すんだ?!」と大まかに二通りあると思います。
なので、どっちの可能性もあるので、浮気していたとしても問い詰められたので不倫相手とは既に分かれているというものと、巧妙に隠れて浮気は続いているというもの、逆に浮気なんて元々していなかったという三つの現実が考えられます。
これは調査してみなければなんとも言えないとしか探偵としては言えませんので、調査依頼を受け、長期に渡り調査をしてみました。
何回調査をしても、家と仕事場の往復、たまにパチンコ屋にしか行かず、浮気相手は全く現れません。同時進行で不倫相手の方も調査してみたのですが、職場とスポーツジム、スーパーマーケットに行くだけで、たまにデパートに買い物や食事を一人でしているという結果でした。
この対象者の旦那さんは既に65歳を越えており、不倫相手と疑われている女性は40歳を越えています。依頼者様は、ほんのわずかな時間でも会っている可能性があるので、一秒たりとも目を離さないでほしいというのですが、こんな高齢カップルが現実に存在したとして、中高生のように、顔を見るだけでもという感じでわずかな時間に隠れて会っているというのは現実的じゃないのですが、依頼者様の要望は絶対ですので、「全集中の呼吸」で調査はしました。しかし、全く二人が会う気配はなく、女性の方はいつも一人で買い物や食事をしている寂しい感じの人だという事が分かりました。
何度調査しても同じ結果なのですが、依頼者様は、絶対に浮気は継続しているという意見は曲げずに、調査は終了となりました。
当社に調査依頼する前にも、別の探偵社二社にも依頼されていたようで、そのどちらも当社と同じ結果だったそうです。
これ以上は、お金の無駄になるので、もしも過去に浮気していたのが事実だったとしても、今現在は別れていると思われますし、きちんと仕事して家に戻ってきているので、この辺で現実を受け止めて、仲良く余生を二人で過ごされてはどうでしょうかとお伝えしました。
これは一つの調査案件の例ですが、このように、調査をしてみたら、浮気をしていないという結果が出る事も多々あるのが現実です。
調査した日がたまたま不倫相手と会っていなかったという場合もありますが、長期に渡って調査をした場合は浮気していなかったらそれが調査結果であり事実という事です。