人物の行動調査をする場合、対象者を特定する面取りという作業があります。対象者の写真等を見て、リアルな肉眼でも本人を判別できるようにすることですが、これが中々難しいもので、長年探偵をしていればコツはつかめますが、全神経を集中していないとベテランでも見落とす事があります。家が一軒家で特定されていたり、社員数の少ない会社に勤務しているとかなら簡単なのですが、大会社の社員だったりすると、出口から大勢が出てくる時に、一人の人物を特定するのは結構難解です。特に女性だと、髪型や化粧のしかたで風貌がガラッと変わってしまいますので特に注意が必要です。以前に行なった女性の素行調査の時には、居住しているマンションから出てくる所を張り込んでいたのですが、間違いなく対象者が出てきたと思って後を付けて行って正面から見たら、かなり似ているそっくりさんだった事があります。調査員は二名体制だったので、もしもの為に一人を張り込み場所に残しておいたので、本物の対象者を逃す事はありませんでした。若い女性等の場合、大勢が流行りの服装や髪形をしている事があり、顔や体型がそこそこ似ていると、パット見では見間違う事があります。たまに写真しか手掛かりが無く、対象者の行動範囲も良く分からないという相談がありますが、このようなケースですと写真一枚での地道な聞き込みしか調査法が無く、長期間の調査になり料金も莫大になってしまうと思われますので、あまりおススメしないことにしています。
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