空前のデフレの状態が続く日本ですが、デフレの害が出まくっているのではないかと、ニュースを見るたびに思います。昨日のニュースでは、行楽地に向かう高速バスが居眠り運転で大事故を起こし、数名の死者と数十人の重軽傷者を出したという痛ましい惨事がありました。このバス会社は安い事が有名で、その安さに目がいったお客さんたちが乗車していたとのことです。安い・・・消費者にとって安いということは良いこと、家計を助けること、節約することというイメージなのでしょうが、行き過ぎた安さにはとてつもない弊害が付いて回ることもあるということを知るべきではないでしょうか?今回の事故については、運転手の過酷な労働があったという話もあります。少し前の焼肉屋の集団食中毒事件も、格安で焼肉が食べれるという安さが売りだったようですが、そのコストを下げる為の手抜きが食中毒の原因とみられています。安くするためにはどこかを削らなければなりません。値段以下の原価にしなければ、商売になりませんから・・・
探偵の調査料金もそうですが、とてつもない安い料金を提示している探偵社があります。しかし、一日に調査員をたった1名使用しただけで、1万円以上の人件費が掛かります。車を使えば損料が発生しますし、燃料代も発生します。報告書の作成も現場調査をした後に手間をかけて行うものなので、現場が終わったらそこまでというわけではないのです。これだけ考えても、1日6~8時間の調査をしたら数万円は掛かるのは理解できると思います。1日の調査で数千円とか1~2万円なんて言っている激安探偵社は、信用してはいけません。ここまで安くすることは、原価を考えたら無理なことですから、適当な調査をされるのがオチです。
デフレが続き、ユニクロのような安くて良い商品も目にするようになりましたが、全てがそうではないということは、昨今の痛ましい事故や事件で判断できると思います。
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