対象者を同情してしまう浮気調査
2026年08月19日
探偵も弁護士も、依頼人様を第一に考えるのは基本中の基本です。
しかし、この依頼人では紛争も起きるだろうなと思わせるような依頼人も存在するのも事実であり、探偵も弁護士も人間ですから、いい加減にして欲しいという依頼人も存在します。
探偵はまだ良い方で、弁護士になると、刑事事件の容疑者の弁護をする事もあるので、依頼者から嘘をつかれたまま裁判に入っていく事もあるので大変だと思います。
以前、ハッキングをして他人のパソコンから犯罪になる書き込みをしたとして逮捕された男が、優秀な弁護士によって一旦釈放となったのですが、犯人が別にいるという内容の書き込みをしたスマホを近所の土手に捨てた所を張り込んでいた警察に逮捕されたという事件がありました。
人権派の優秀な弁護士さんは、無罪を勝ち取る為に、依頼人を信じ、ベストな弁護をやってのけ、とりあえず釈放にまで持って行ったのに、裏切られた気持ちになった事でしょう。
このような卑劣な犯罪者の弁護もしなければならない弁護士という仕事は探偵以上に因果な商売といえるでしょう。
探偵も、実はストーカーのくせに、人探しをしてほしいなどという依頼や、DVの加害者のくせに、配偶者の居場所を見つけて欲しいというような依頼が入る事があります。
ベテランになってくれば、電話相談の時点で、あぁこれは受けてはいけない案件だなと判別できますので、受件はしませんが、通常の浮気調査においては、依頼人の性質まで見抜くことは契約時には無理なので、依頼したいとなれば、普通に受けてしまいます。
しかし、調査をしていくうちに、依頼人の人間性や配偶者にとってきた態度などが判明してくるので、この人では配偶者も別の人の所へ行きたくもなるだろうなと思う事があります。
確かに、不倫は民事上の不法行為であり、倫理的に許されないものではありますが、人間である以上、人格に問題のある配偶者から逃げ出したいという気持ちになり、別の異性に安らぎを求める気持ちも分かります。
一方的に家庭をないがしろにしていながら、自分は不倫しているという案件も多いですが、一部には、前述したような、依頼人側に問題があるケースもあります。
あまりに酷い場合は、調査対象者に同情してしまう事も正直に言ってあります。
共稼ぎなのに、家に一銭も生活費を入れず、自分よりも安い給料の夫に全て面倒をみてもらっているくせに、生活費を少し入れてくれと言われただけで、男の方が給料がいいはずなのに、あなたが安月給なのが悪いと言ってやったと豪語しながら依頼をしようとしてきた女には、当社ではこの案件は受けられないのでお引き取り下さいと丁重にお断りしました。
どうせまた、調査中に対象者に対して同情心をもってしまうに決まっているからです。
何も言わずに、不倫している夫の調査をしてほしいという話であれば受件したのに、ベラベラと自分の意地の悪い性格をひけらかし、人格を疑われるような言動をするような人格障害と言われても仕方がない者から仕事は欲しくないというのが当社の方針です。









