地方の探偵は地方の手法がある
2026年06月4日
あるネットでの探偵の会話を先日聞いてみたところ、都会の探偵が手が足りないので、地方の探偵を応援に頼んだら、徒歩尾行をした事が無いと言われて、愕然としたと言っていました。
確かに、地方では徒歩尾行はほぼ無いと言ってもいいかもしれません。
短距離での尾行は少しありますが、商業施設の中とかレジャー施設内などに限定されると思います。
なので、地方の探偵の現状を知らない都会の探偵の方が、適正な人員を配置する能力が無いといえるでしょう。
現実に徒歩尾行がほとんど無い所で探偵をしているのですから、都会に行って徒歩尾行をしろと言われても、年中徒歩尾行をしている都会の探偵並に尾行出来るかといったら、それは無理があるでしょう。
逆に、地方の人が、都会に本社がある大手探偵社に依頼をしたとしましょう。
その地方に支店があるとネットには記載されていても、実情は電話が置いてあるだけの無人事務所だったりするので、来る調査員は都会の探偵です。
この場合、土地勘も無く、地方のコミュニティの現状を知らずに、車で尾行したり張り込んだりする事になります。
土地勘が無いと、国道何号線とか、あそこの商業施設だと言われてもピンと来なかったりして、調査のスピードが落ちます。
また、今でこそ減ってきていますが、町内会のようなコミュニティの連携は強く、見知らぬ車や人が居たら、すぐに近所にふれ回られる事になる場合が結構あります。
張り込み中に「そこで何をなさっているのですか?」と聞かれた事は数知れず、いきなり警察を呼ばれて不審者扱いされた事もあります。
こういった人口の少ない地方での調査手法は、地方の探偵の方が手馴れているといえるでしょう。
さらに言えば、地方の地元を主戦場として営業している探偵が、わざわざ都会の探偵の技を覚える必要も無いので、前述した地方の探偵さんは徒歩尾行はやった事ないと正直に伝えたのでしょう。
それをバカにするような発言をする探偵の方がアホだといえるでしょう。
その人は、自分をプロ中のプロだとも言っていました。
プロ中のプロが地方の探偵の実情を知らないんですから、お粗末ですよね・・・
まぁどこの誰とはいいませんがね。
ある都会の探偵社に依頼したところ、違う対象者を尾行していて、報告書には全く別人の行動記録が書いてあって呆れたという依頼人が、当社に再依頼してきた事があります。
探偵選びは難しいとは思いますが、変に自信満々だったり、成功率100%だの、結果が出なければ無料などと言っている所は信じないほうが無難ですよ。











