探偵がアナログ?
2026年04月15日
昨今のハイテク時代において、探偵がアナログかどうかの検証をしたいと思います。
まず、フィクションの世界と現実の世界の違いをはき違えない事が前提となります。
現実の探偵の業務とは、尾行や張り込みによる行動調査が主業務となります。
その他、行方調査や身上調査などもありますが、探偵社にもよりますが、その数は一割か二割程度におさまる感じです。
つまり、調査員が足を使って肉体労働をしながら証拠の撮影をするのが探偵のメインの仕事です。
まさにアナログな仕事といっていいでしょう。
では、何がハイテクなのか?
昨今の軍事作戦(実際は戦争)などで使われているドローンなどはハイテク機器と言っていいでしょう。
確かに、ドローンを使用して空中からの撮影を行う探偵も増えてきている気がします。
しかし、行動調査においては、バッテリーの問題もありますので、動いている対象者に対してのドローンの使用は限定的になると思います。
もちろん他社の方針は分かりませんが・・・
メインの浮気調査においてですが、現在はスマホによる通信がほぼほぼメインとなりますので、そのスマホの通信方法を傍受するというまさにハイテク調査が可能かどうかという考察がありますが、これはごく一部と言っていいでしょう。
数年前に、芸能人の不倫問題で、LINEのやりとりが文字おこしされてしまって、不倫がバレたというものがありました。
これについては、探偵であればその仕組みや方法を知っているとは思いますが、あくまでも依頼人にその手法を教える程度の事しか出来ません。
なぜなら、調査対象者のスマホに探偵は触れないからです。
100%無理とは言いませんが、不倫している配偶者のスマホを持ち出して、探偵に渡して操作してもらうという事が出来るかどうか考えたら、誰でもほぼほぼ無理だと理解出来るでしょう。
という事で、スマホの中身を知る事が出来るのは、浮気調査の場合、依頼人だけであり、探偵が関与出来るといえば、その操作方法を教える程度といえるでしょう。
しかし、夫婦といえども、個人情報の塊であるスマートフォンを勝手にいじり、パスワードを入力して中身を覗き見るという行為は違法であるという見解もあり、その方法を探偵が教えた場合、共犯か教唆か、なんらかの違法行為となる場合もあるので、軽々しく裏技のようなものを依頼人に教えるのは危険な行為といえます。
ネット上からハッキングのような形で情報を得るのも違法行為ですので、フィクションの探偵ドラマなどで見られるようなハイテク調査は現実にはあり得ないものなのです。
なので、依頼人とのLINEのような通信アプリでのやり取りも極力少なくしている探偵は相当数存在し、また依頼人からも記録が残るLINEは敬遠される事が多く、電話かショートメール、又は普通のメールによる連絡交信がメインとなります。
これをアナログというなら、探偵はアナログなのでしょう。











