ドジャースが世界一に
2025年11月3日
昨日のメジャーリーグベースボールで、ロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズで優勝し、世界一になりました。
去年に続いての連覇という事で、ナ・リーグでは49年ぶりで、メジャーリーグ全体ではヤンキースが2000年に三連覇してるので、25年ぶりの快挙だそうです。
そのドジャースには、日本人が三人も在籍していて、誰もが知っている大谷翔平を筆頭に、野球好きなら知っていると思われる、山本由伸と佐々木朗希です。
佐々木は、移籍一年目でレギュラーシーズンでは故障もあって調整していて出番が無かったのですが、ポストシーズン直前にメジャー昇格し、継投やクローザーとして大活躍をしました。
大谷は毎回ニュースにもなるので、言わずもがなですが、山本由伸は、ポストシーズンでその本来のポテンシャルを発揮し、昔でしか聞いたことのない、中0日の登板で最終戦を〆るという離れ技を見せ、ワールドシリーズ三勝という凄い投球をし、ワールドシリーズのMVPとなり、日本人としては松井秀喜以来で、投手としては初めての快挙だそうです。
去年のワールドシリーズは、ドジャースとヤンキースでしたが、あっという間にドジャースが勝ってしまったので、ハラハラせずに見ていられましたが、今年の相手のブルージェイズはとても強いチームで、特にバッターの打率がポストシーズンでは四割を越える選手が何人も存在し、現実にドジャースのピッチャーを脅かし、見ている者にもその打撃力を見せつけました。
下位打線が無いように見えるような、どの選手も油断できないバッターが揃い、守備の面でも超が付くファインプレーを何度も見せてくれました。
逆にドジャースは打撃が不振で、チーム全体でも三割に届かず、大谷だけが三割越えになり、よくこの打線で優勝できたなと終わってみても思います。
四勝三敗というギリギリの優勝で、ブルージェイズの強打者揃いによく勝ったなぁという印象です。
延長18回という二試合分みたいな試合があったり、大谷の複数ホームランや、二刀流での出場、山本の完投や三試合の勝利投手、佐々木の無失点リリーフなど、ハラハラしながらも、日本人の活躍が見られて、こんなに野球が面白いと感じた年はこれまでになかったと思う内容でした。
圧倒的な強さで危なげなく勝つ試合もいいですが、ギリギリの接戦を制して勝つ試合も、応援している方は気が気ではありませんが、終わってみれば感動的でした。
あまりにも日本人の活躍が凄いので、チームに所属する日本人の数を制限しなけりゃという話も出ているとかいう噂も聞こえるほどになりました。
そりゃそうです、メジャーリーグは球界屈指の選手が集まっている中、トップクラス以上の活躍をして勝利に貢献しているのですから・・・
来年は、大谷選手はシーズン開始から完全二刀流で始められるでしょうし、山本も今年以上の活躍を求められると思われ、佐々木については当初通り先発ピッチャーに戻ってメジャーで活躍出来るか、リリーフピッチャーとして、守護神になるのかが気になるところです。
終わったばかりですが、来年が楽しみになる三人の日本人選手たちです。
これで全試合が終わったMLB、選手たちにはゆっくり休んでもらいたいと思いますが、あの活躍が来年まで見られないのは寂しくなりますね。











