蜂の活動期の終盤は危険
2025年10月31日
蜂は春から秋にかけて活動し、冬にはほとんどが死に、新女王バチが冬眠して越冬します。
ミツバチなどは、屋根裏などで、働きバチも体を寄せ合って微細動して暖を取りながら女王バチと越冬するようですが、アシナガバチやスズメバチはほとんどが冬前に死ぬようです。
その最後の活動期がちょうど今頃で、最高気温が20℃前後から、それ以下になっていく時期に活動は終わります。
その活動の終息期には新女王バチを守り、またオスバチが女王バチと交尾をする時期でもあり、巣の近くや新女王バチが冬眠する場所付近や交尾している場所などに近付くと、攻撃してくる危険があるそうです。
なので、今年最後の草刈りや藪の中に入っていく行為、森や林の木々が多い場所や倒れている枯れた木の中や、木の根元に近付くのはまだやめておいたほうがいいでしょう。
11月になり、日中の気温が20℃を切り、肌寒い感じの陽気になってからの方が無難です。
探偵は、藪の中で張り込みをしたりしますので、蜂の巣の有無はとても大事な確認作業となります。
蜂に刺されながら調査は出来ませんから・・・
先日のニュースで、学校にある畑での授業で、地面の中にあった蜂の巣から蜂が出てきて生徒や教師が刺されたという報道がありました。
もう暑いと感じるような季節ではありませんが、まだ蜂の活動が終わっていないという証拠です。
ニュースの映像を見ると、きれいに整備された畑ではなく、雑草が伸びているような感じで、人が頻繁に行かないような場所に見えました。
蜂は、絶好の巣作りの場所だったとしても、人間が活動している場所は避けます。
しかし、人がたまにしか行かないような場所であれば、蜂はそこにあっという間に巣を作ってしまいます。
目で見えるような高い場所に作った巣であれば、人も気付くのですが、地中に巣を作る種類の蜂の場合、よっぽど巣の周りを飛び回っていなければ中々発見出来ません。
最恐の蜂と言われるオオスズメバチも地中に巣を作る種であり、気を付けなければなりません。
オオスズメバチの毒は量も多く、一匹で何度も刺してくるので、大群に襲われたら命が危ないです。
肌寒くなってきましたから、雑草も育たなくなるので、草刈りや木々の剪定作業はもう少し待った方が良いでしょう。
それにしても、ここ数年の蜂の異常発生には何らかの原因があるのは間違いありません。
これまで存在していた森を伐開して山をはげ山にし、ソーラーパネルを設置しているのも一因と睨んでいます。
元々そこに生息していた蜂が、生息場所を失って人里の方に移ってきた可能性は高いと思われます。
最近問題になっている熊の出没も同じ原因に思えます。
新政権になったので、ソーラーパネルの規制に取り組んでもらいたいものです。











