ブラックマンデー
2025年04月8日
昨日の月曜日は世界的に株が大暴落したようです。
アメリカのトランプ大統領が世界中の国々に関税をかけるという宣言をした為であり、気まぐれな大統領の一言で今後も株価は乱高下するでしょう。
株価は長期的に見れば、上がっていくものです。
個別株においては、株価も上がらず、業績も上がらず、上場廃止になってしまう事もありますから、全てが上がっていくわけではありませんが、大企業で業績も良いか普通であり、何らかのスキャンダルや失態が無ければ、永遠にとはいいませんが、今後も長く事業を行っていくでしょうから、そういった株を持てば、リスクはかなり軽減するでしょう。
それでも上記したように、株価は上がりもすれば下がりもします。
今回のは暴落といっていい下げ幅です。
投資を始める時は、世間が投資というワードを出して騒いでいない時がベストだと思います。
新ニーサで無税で投資が出来るなどという謳い文句がそこら中に蔓延り、銀行や証券会社からの勧誘電話がしょっちゅう鳴るような時は投資に向かわない方が良いでしょう。
絶対にやるなとは言いませんが、やるなら若いうちから始めるのがリスクを回避できると思います。
若いうちは、資金も少ないですから、株価が落ちても気にせずに、下がった株を買えば、上がった時の上げ幅は大きくなりますし、塩漬けにしてしまっても時間が味方してくれるので、いずれ含み損は解消出来るでしょう。
三十年以上前のバブルの時に高値掴みをしてしまった人が、去年の日経平均四万円越えの時にやっと含み損が解消され、しかも含み益にまでなって売れたという話を聞きました。
もう70歳を過ぎた爺さんですので、長生きして良かったですね。そして損切しないでとっておいて良かったですね。
人生100年時代と言いますが、現実には80歳代で亡くなる方がまだまだ多いでしょう。
60歳を過ぎて定年を迎え、老後の資金を増やそうとして、新ニーサやその他の投資に大切な退職金や預貯金を大量に投入した人達は、昨日の大暴落でショックを受けたのではないでしょうか。
実際にショック状態になってもおかしくない状況なので、仕方がないです。
せっかく頑張って勤め上げてもらった退職金や老後の資金として貯めたお金がどんどん減っていくのですから・・・
日経四万円付近で買った人は、早く株価が戻れば良いですが、長い期間戻らないかもしれません。
高齢者は時間を味方に出来ませんから、いずれ元に戻るだろうという考えは安易といえます。
投資については、投資の素人までが投資話をしているような時期には、投資しない方が無難です。
逆に、大暴落で大損した人が泣いているような時こそ、下がりきった株を買う絶好のタイミングです。
大暴落は大ニュースとして取り上げられますから、その時までキャッシュを大事にとっておいて、証券口座に置いておけば、勝ち組になれます。
大暴落が続いてしまう事も無くはないですから、絶対に大丈夫とは言えませんが、買うなら大暴落後に上昇傾向が見られた時だと思います。
どんどん上昇していった去年の株価を見れば、自分も一口乗ろうと思ってしまう心理は理解できますが、そこを我慢して暴落を待てた人がお金持ちになれるのです。