ストーカー対策
2025年02月2日
ストーカー規制法が施行されても、ストーカー被害は撲滅出来てないのが事実です。
ストーカーをする人の心理は、もはや脳が狂っている状態なので、法律がどうとかは関係ないので、法律を作ったとしても、無くなる事は無いのが事実です。
法律が有ったとしても、泥棒が居なくならないのと同じです。
ストーカーが厄介なのは、泥棒と違って、捕まらないようにひっそりとやらない者が多いという事が挙げられます。
強盗は別ですが、空き巣のように、痕跡を残さずに盗んでいくという、逮捕されないようにするという考えが無い状態のストーカーが多々見られるのがストーカーの特徴といえるでしょう。
防犯カメラが有ろうが、自宅の前まで来てドアホンを鳴らしますし、生活圏の移動範囲内を付け回す事も躊躇なく行います。
ストーカーには数タイプが有り、面識のある者と全く面識も無く見ず知らずの者、被害者が著名な人でそのファンがストーカー化したもの等が代表的です。
法律が施行されたからといって、警察は24時間体制で被害者を守る事は出来ませんから、被害に遭うか被害に遭いそうになる直前に110番するしか方法はありません。
もしも、多額の資産を持っているのであれば、民間のボディーガードを雇う事も可能ではありますが、それが可能なのはごく一部の方であり、現実出来な対策ではありません。
ではどうすれば良いのかという話になってきますが、まずは、ストーカーの被害に本当に遭っているのかという確証が必要となります。
被害妄想の方においては、存在しないストーカーに狙われているという相談が入る事がこれまでに多々ありました。
駆け出しの頃は、全ての相談に対応していましたが、ベテランになってくると、これは妄想だと判別が出来るようになり、電話相談の時点で依頼はお断り出来るようになります。
しかし、本当にストーカー被害に遭遇していると認識出来る場合は、依頼人様の負担を減らす為に、まずは依頼人様自身で、ストーカー被害の確証を得てもらう場合があります。
それは、正に探偵の尾行や張り込みを妨害する行為をしてもらうという事になります。
尾行の場合は、左折を三回繰り返しても、後ろに居るのであれば、それは尾行と考えて支障ありません。
張り込みの場合は、探偵が張り込む場所を依頼人様に教え、住居や職場、よく立ち寄る先において、探偵だったらここで張り込むという場所を逆に隠し撮りをして、ストーカーが存在するかどうかの判明をしてもらいます。
しかし、危険な思想を持ったストーカーの場合、そんな悠長に構えていられないという状況もあります。
その場合は、夜逃げ同然に逃げてしまうのが一番ですが、ストーカーごときに引っ越しや転職をするのも悔しいでしょうから、ここからは探偵の出番となります。
尾行している者が存在するか、張り込みをしている者が存在するかを見極めるのは探偵にとって簡単極まりない業務です。
そしてそこにストーカーが存在したら、継続的に尾行や張り込み、付きまとい行為をしている証拠映像を取得して、被害者に証拠を持たせ、又は法律家にも入ってもらって警察に被害届を出します。
これがシンプルなストーカー対策ですが、状況によっては方策は多種に及びます。
一番重要なのは命を守る事であり、その為には多少の出費や環境を変えるという行為は躊躇ってはいけません。