大人の方が悪い人間が多い
2024年12月14日
今の親がどのように子供を育ててるかは分かりませんが、数十年前の親や大人は、大人の言う事は聞きなさいと教育していたと記憶しています。
ただ、逆に、子供同士でのいざこざがあって、子供が親にこんな理不尽な目に遭ったという話をすると、大人になったらもっと悪い奴らが居るんだぞとも言われました。
これはまだ浅知恵な子供にとっては「ちょっと何言ってるのか分からない」となるでしょう。
大人の言う事は素直に従え、しかし子供同士の紛争があったとしても、大人の汚さはそんなレベルではないという矛盾した回答だからです。
これの回答は、人それぞれだとは思いますが、私の私見では、矛盾はしていないと思います。
子供でも大人でも、持って生まれた心の汚さは、元々のものであり、後天的なものは少数派だといえます。
大人になって色々な世の中の汚いものを見せられて、きれいな心を捨て去ったという人も間違いなく存在するでしょう。
しかし、ほとんどが子供のころからそういった汚い性質を持っている者がそのまま大人になったというのが正解といえると思います。
なので、大人が言う事には従えという考えは間違っているといえるでしょう。
大人の中にもイカれた性質の者は存在しますし、子供の方がまともな考えを持って生きている者も存在します。
確かに、昭和の時代は、子供が悪さをしそうになっている時には、親や知人でなくとも、他人の大人が止めたり、りつけたりするという良い環境がありました。
ただそれは現代よりは割合的に多かったというだけであり、その当時でも大人だとしてもおかしな人間が居たのは間違いありません。
世の中は複雑極まりないというのが現実です。
子供が考えるような理想郷は人間の世界にはあり得ないのが現実であり、必要悪や裏取引などが跋扈するのが世の中の常であるのが現実です。
人は人だから悪事を働くのです。
人ではなくそれを超越した存在だったら、世の中の悪事は無くなるでしょうが、人の世だから悪事が無くならないのです。
さらに、子供のころから悪事をはたらくような性質の者は大人になればさらに悪知恵が付きますから、高度な悪事をはたらくようになります。
国を動かしているような高度な立場にいるような者がこのような事をしています。
世の中は青臭い事を言っても成り立たないという汚い大人の考えがまかり通るのが現実の世の中です。
子供のうちからこういった現実を理解して、きれいな心がまかり通る世の中に出来るように、選挙権が与えられたら自分の推しの立候補者に一票を入れるようにしてもらいたいです。











