公務員の不倫や職務怠慢
2024年12月2日
過去の浮気調査の依頼において、調査対象者が公務員のケースは多々ありました。
多いのは、教育現場が多く、教師はもとより、事務職や保険の先生の不倫というのもあります。
また国立病院の場合は準公務員ですが、看護師の不倫も多いです。
その他の公務員は多種に及びますが、県の職員や市町村の職員の不倫というものも扱いました。
これをもって、公務員の不倫率が高いとは言えませんが、なぜか当社は多い傾向にありました。
先日決着した兵庫県知事選挙でも、知事とトラブルになっていた県の幹部職員が不倫をしていたという怪情報が流れていて、真偽不明の状態です。
仮に真実だとしたら、幹部職員と部下の不倫ですから、人事権のある幹部は平等な人材配置をしていたのか等の疑惑が出てきます。
このケースにおいては、知事への誹謗中傷を含めた怪文書を多様な機関に送り付けた当事者としての問題もありますが、仮に県知事が幹部職員の問題行動を認識してしまい、更には自分を失墜させようとしているのであれば、それは何らかの処分を下そうとしてもおかしくはない話であります。
公務員の不倫は探偵としては単なる仕事として調査していて、公務員だから不倫は良くないという事を言う気はありません。
一般人でもそれは同じで一般的に不倫はいけない行為だからです。
ただ、調査をしていく中で、不倫だけにとどまらない、職務怠慢の姿を見かけてしまう事があるので、そこを問題視してしまいます。
ある市町村の職員は、同じ課の先輩女性とダブル不倫をしていて、仕事で外回りに出かける時も一緒の車に乗って出かけるような間柄でした。
さすがに公用車に乗り合わせている時には、露骨な不貞行為はしてはいませんでしたが、手をつないでいたり、明らかに男女の関係と思われる姿を撮った事を憶えています。
もちろん業務外に行っていた決定的な不倫の証拠も取りました。
他には、保険の先生が自分自身がうつ病になったという事で診断書を取り、休職している状態で不倫をし、週に何回も夜に不倫相手と会っていたり、旅行にまで行っていたという事実を究明した事もあります。
はたして、うつ病で仕事が出来ない人間が、週に何度も不倫相手と不貞行為をしたり、旅行に行くことが出来るのでしょうか?
明らかに詐病であり、許せない感情になった覚えがあります・・・
勤務時間外での不倫をどうこう言うつもりはありませんが、不倫以外の怠慢やずる休みをしている公務員の姿を見るのは複雑なものがありました。
こういった一部の不良公務員の例だけで公務員を語るつもりはありませんが、公務員は権力を持つ身でもありますので、勤勉にとは言いませんが、普通に職務を行ってほしいものです。