既得権益の恐ろしさを民意がバッサリ
2024年11月18日
兵庫県知事選挙で、現職だった斎藤知事が再選しました。
パワハラだのおねだりだのと色々な問題点をテレビを筆頭としたメディアが連日取り上げ、県議会も全会一致で不信任決議にもっていき、知事を失職させました。
本来、全会一致という事であれば、本当になんらかの大問題があるのが普通であり、失職した者はそこで終わりになるのが普通でしょう。
しかし、斎藤知事は自分にいわれのない不当な言いがかりを付けられたという感覚しか無く、平然と答弁していたので、それを感情が無いとか、人の心が無いとかさらなる人格否定までも含めて、大手メディアまでもが知事の職を引きずり降ろそうとしていたのは明白でしょう。
テレビでしか情報が得られない高齢者や情報弱者は、これをそのまま信じてしまっていたのは間違いないでしょう。
しかし、現在ではネットという最新の情報源があり、さらにはネットの代名詞となっているSNSでの情報発信により、大手メディアの偏向報道が明るみになり、現実はどうだったのかという事実が判明し、斎藤知事が兵庫県民の為にどれだけ尽力していたのかという事が県民に行き渡り、既得権益を貪っている悪徳公務員やそれらに群がる業者、市町村首長等が、自分たちの聖域を壊されたくないという一心からの知事降ろしという側面が大きかったという事実を知り、既得権益に無関係な一般市民が立ち上がったというのが今回の兵庫県知事選挙だったのではないかと思われます。
こういった既得権益を持つ者たちと必要悪と称しながら上手く付き合っていくのが政治家というものだという意見もあります。
実際、どこの県でも既得権益に対して手を付けたら、今回の兵庫県のような事態に陥ってしまうので、それが怖くてほとんどの知事が立ち入らないのが現実です。
大阪の知事になった橋下氏も最初はもの凄い抵抗をされ、涙するような場面が見られましたが、全てではなく一つ一つ手を付けていき、あまりにも危ない部分には触れなかったと思われます。
下手したら命すら奪われる闇が行政官の中には蔓延っているのが実情だからでしょう。
斎藤氏もそこの部分をどれだけ言いたかったか分かりませんが、理不尽な既得権益に群がっている者達からの排除だけは許せなかったのでしょう。
斎藤氏が選挙に勝ったという一報を聞いたときは、近年まれにみる痛快感を味わいました。
しかし、再選はしたものの、抵抗勢力は残ったままです。
今後はパワハラ等と言われないように、全ての行動に気を付けて、なんだったら公務の際は記録映像を残しておき、言いがかりを付けられない証拠を残しておく位の用心が必要かもしれません。
知事が県民の為に行ってきた行政に対し、自らの権益を重視している者からの理不尽なリンチをのさばらせることは許せないという民意を大事にして頑張ってほしいものです。