マッチングアプリでの不倫の増加
2024年09月19日
以前の出会い系サイトは、悪質なものが多く、使えないサイトだという認識になり、次第に廃れていきました。
その後ガラケーからスマホに切り替わる時期が来ましたが、段々とマッチングアプリ等という名に代わり、悪質性も弱くなっていった気がします。
これは推測ですが、日本はiPhoneの使用率が高いという事があり、iPhoneのアプリの審査が厳しい事から、悪質なアプリ運営者を排除出来たからではないかと思われます。
聞いた話によれば結婚相手を探す事から、単に恋愛相手を探す事まで出来るらしく、ある程度の個人情報を登録しないと使用出来ないそうです。
ただ、出会うまでは善人を装っておき、その後、豹変する場合がある可能性は運営側には排除出来ないので、注意が必要なのは間違いないでしょう。
そんなマッチングアプリですが、マッチングというように、自分の好みを設定しておけば、それに沿った相手が出てくるらしく、相手選びに手間が掛からないという利点があるそうです。
これを利用して不倫をしている輩がいるのも現実であり、既婚者かどうかは自己申告のみなのか、そこまでの確認をするとなると、それこそ住民票等の提示とかになりますから、そこまでは徹底出来ないという事によって不倫アプリに変貌している兆しが見えます。
アプリによっては、既婚者かどうかは無申告で良いというのもあるかもしれません。
不倫自体は刑法に触れる犯罪ではなく、配偶者や家族間での問題ですので、問題ないというサイト側の認識なのかもしれません。
このマッチングアプリによる不倫が増えた事により、浮気調査において浮気相手の特定が難しくなっています。
不倫は相手が居ないと出来ませんから、男女が混合している場、例えば職場やなんらかの趣味サークル、PTA、町内会、学生時代の同窓生等が不倫相手として成立するケースがこれまでは多かったものです。
それが最近では、浮気相手と思われる者に心当たりは?と依頼人様に問うても、全く手がかりが無いという答えが返ってくる事が多くなりました。
調査をして、相手を特定すると、マッチングアプリで知り合ったという事実が判明するケースが増えています。
不倫がバレた時のダメージがお互いに大きくなる身近な存在と不倫するよりも、互いに初対面のマッチングアプリを使用した出会いにした法が見つかる危険性を下げられるという意識もあるのかもしれません。
ただ、探偵に調査されてしまえば、不倫の証拠も不倫相手の特定もされてしまいますので、マッチングアプリで出会ったから大丈夫と高をくくってはいられません。