別地域の交通状況には注意が必要
2024年03月18日
普段走り慣れている地元の交通環境をそのまま他の地域でも通用するとは思ってはいけません。
首都圏や関東地方の地域に住んでいる方は、それほど変化は無いでしょうし、東京での車の走行は田舎とは違うとはいえ、標準的な環境と言えるので、そんなに違和感は無いでしょう。
しかしこれが、関東と東北、中部、北陸、関西、中国四国、九州沖縄とそれぞれの地方によって、交通環境はガラリと変化したり、微妙に違っていたりするので注意が必要です。
これは、若い頃に他県にまで出張調査に出向いた事が何件かあった上で経験した事であり、危険な目に遭遇した事から言える事であります。
車の走行は、徒歩と違い、ものの数秒で何十メートルも移動してしまいます。
つまり、よそ見をしていたら、あっという間に長距離移動してしまうのです。
という事は、よそ見をしていたものの一秒か二秒ですら、危険がはらんでいるといえるのです。
普段走り慣れている場所であれば、よそ見をして良いとは言いませんが、慣れた道での予測というものは有り得る事であり、ちょっと時計を見たりとか、エアコンの調節、ラジオの選曲や音量の調整をしたとして、それほど危険な目に遭遇する度合いは少ないといえます。
しかし、交通環境の違う他地域で車の走行をした場合、全くよそ見などせず、真っすぐ直進方向を見ながら走行したとしても、違和感がある事があります。
ある地域では、田舎だからなのかもしれませんが、信号が黄色の点滅が多いという違和感があった経験があります。
本道への脇道からの侵入が少ないからだと思いますが、注意しながらそのまま直進していいですよという信号の合図なのでしょうが、それをまともに真に受けて、徐行しようものなら、地元民の追い越しやクラクションの攻撃に遭い、パニックになって余計に怖い目に遭ってしまいます。
地元民なら勝手知ったる公道なのでしょうが、他所から来た者からすれば、安全運転をする上でしている走り方をしているだけなのに、無言の文句を言われているようなものです。
とはいえ、地元民に合わせて危険な走行をするわけにもいきませんから、ジレンマになります。
なので、仕事等で仕方なく遠方の地方を車で走る場合以外は、公共交通機関等やタクシーを使用して移動するのが安全と思います。
また公道以外の、例えばスーパー等の商業施設の駐車場においても、とても乱暴な運転をするのが標準的な地方もあるので、駐車場だからといって、油断は出来ません。
このように、普段と違う地域においての交通状況は別物の地域があるので、それを踏まえた上で運転をすると良いと思います。