ゲリラ豪雨とは昔からあったのかどうか?
2023年06月29日
ゲリラとは、正規軍ではない小部隊で敵をかき乱す事という意味らしいです。
これを文字って、天気についても、急に極一部において豪雨が降る事をゲリラ豪雨と最近では呼ばれています。
さて、このゲリラ豪雨ですが、最近のものだったのでしょうか?
数十年前の記憶からいえば、梅雨時期や真夏の夕暮れ時に、入道雲という雲が発生し、急な雨が降るという現象があった記憶があります。
つまり、昔からゲリラ豪雨はあったというのが正確なのでしょうが、全く違うのが、その規模の大小だといえるでしょう。
昔は夕立といわれ、夕方に強い雨が降るには降ったにしても、一時的なものですぐにやんだものです。
しかし今では長くは続かない豪雨だとしても、その規模が全く違っており、一時的な豪雨としても半端ではない雨量の雨が降るようになってしまいました。
昔であれば、急な雨だとしてもそれほどの豪雨ではなく、そのうち止むだろうと皆が思い、その通りになっていました。
梅雨時期や真夏時には、急な夕立が起きると、雨が周りを冷やしてくれるので、良いお湿りでしたね~という挨拶があるくらいでした。
それが今では災害級の雨が降るようになってきている事をどう考えれば良いのでしょうか?
気象予報士の皆さんも、降るかどうかは五分五分としか言えないという状況の中、降るという前提で対処しないと災害に遭ってしまってからでは遅いという時代に入っているような気がします。
この原因が環境汚染によるものなのであれば、いち早く止めなければなりませんが、本当にそうなのかどうか、専門家ですら断言は出来ないでしょう。
それが証拠に、現代の生活様式ではない太古の時代においても、大洪水や天変地異は何度も起きていますし、それが元で太古の遺跡が地に埋まっているのでしょう。
地球という天体の時季がそうさせるのか、地球に存在している人間がそうさせるのか、これは正確には分からない事だとは思いますが、もし止められる人知があるのであれば、止めてほしものです。
2019年の台風によって、当社は床上浸水をし、解体を余儀なくされました・・・
そして使えなくなった事務所は小さいプレハブの事務所に変わりましたが、2019年に浸水した時よりも地盤を上げ、もう浸水被害は起きないと思っていました。
しかし数年後の今年、線状降水帯と台風のダブル攻撃により、また浸水してしまいました。
コロナでの経済的な被害に続き、コロナ明けと言われる現在において、今度は気象災害を受けてしまうとは、踏んだり蹴ったりと言わざるを得ません・・・
もし、この異常気象が人間に止められるなら、とめてほしいと願うばかりです・・・