嫌がらせや脅迫は自分の生活を正すしかない
2022年12月20日
警察では中々扱ってくれない嫌がらせの被害や、あからさまな脅迫とはいえない脅迫の場合、証拠をつかむ為に最終的に探偵に相談される方がいらっしゃいます。
品行方正に生きている方からの相談は少なく、ほとんどは自分に痛い所を持つ人の相談になります。
しかし、弱みを握られているからといって、それを元に不当な要求をのむ必要はないというのが建て前となりますが、事はそう単純ではありません。
自分自身に不正な行為があったとなれば、それが公になる事は誰でも防ぎたくなるのは当たり前です。
公になる事によって、自身の立場が危うくなったり、社会的に抹殺されてしまうような場合はなおさらです。
という事で、ほとんどの場合、反社会的勢力や、事件屋の類の者に恐喝されると、言いなりになって要求された金を払ってしまう事になります。
そして、その反社の行為は止む事は無く、永遠に続いていく為に、いずれ覚悟を決めて被害届を出す事になり、金を取られた上に自分の地位も失う事になるのです。
一度払ってしまえば、もはやただのカモとしか見られなくなるので、これっきりというケースは少数といえるでしょう。
という事で、このような被害に遭いたく無かったら自分自身の行動を正すしかないといえます。
今では、SNSの発達により、脅迫や恐喝をしようとする為の証拠を得るのではなく、ただ単に赤の他人を窮地に陥れて楽しむ為に動画や静止画をネットに投稿する輩もいますので、本当に注意が必要です。
それこそ言葉遣いも含め、これまでは軽犯罪と言われていたような行為まで、公の場では出来なくなってきています。
ただ、軽犯罪やモラルに抵触する行為はいけない行為ではありますが、それまで厳格に取り締まっていては生活がギスギスしてしまうので、これまでは見て見ぬふりをしてきたのですが、現在は、SNSにあげられてしまうと全世界に公開されてしまうので、当局も見て見ぬふりは出来ず、つまらない事で謝罪をする羽目になってしまうという世の中になっています。
そんな世の中ですので、以前であれば警察や関係機関に告発するぞと脅迫されていたものが、今ではネットに晒すぞという状況になり、以前より、より窮地に陥る事になります。
この状態で、探偵に相談されても、さして何も出来る事はありません。
脅迫や恐喝されているという証拠を捉える事は可能ですが、相手が要求をのまなければネットに晒すという行為をしてしまえばそれで終わりです。
相手を逮捕させる事は可能でも、自身も社会的に抹殺されてしまう事になります。
なので、このような被害に遭いたくなければ、自分自身が正しく生きていなければなりません。
本来、当たり前の事なのですが、もしも過ちを犯してしまって、それに対して付け込んでくる者が現れたら、その時点で諦めて自身の罪をつぐなってしまいましょう。
あがけばあがくほど、泥沼にはまってしまいます・・・