間接証拠をデータとして保存する方法
2022年12月10日
不貞行為の間接証拠をどう保存するかについてですが、間接証拠とは不貞行為をしたという推認が出来るもので、確たる証拠とまではいきませんが、補助的な証拠、刑事事件でいえば、状況証拠と呼ばれるようなものです。
浮気の間接証拠としては、レシートや領収書、電話の通話履歴、メールの文面、ドライブレコーダーの記録、カーナビゲーションの走行軌跡や検索履歴など多種に渡ります。
ホテルのレシートや領収書はそのものを使う事も出来ますが、コピーを取っておいたり、写真を撮っておく事で保存が出来ます。
電話の通話履歴などは、携帯電話であれば、受送信の履歴の一覧を出して、それを撮影すれば良いでしょう。
メールやライン等のネット通信の履歴や文面等も浮気を推認出来るものであれば、その画像を撮影しましょう。
ドライブレコーダーの記録については、SDカードがドライブレコーダーに入っており、そこにデータが残っていますので、SDカードを取り出してデータをコピーし、パソコン等に保存すると良いでしょう。
カーナビの走行軌跡や行き先の検索履歴などは、カーナビの画面を撮影する事で証拠の保存となります。
撮影する時は、二段構えにしたり、証拠物の背景等に注意して、配偶者の所有する物の撮影と断定出来るような画像にする事が大事です。
平気で白を切る人間においては、間違いない証拠を突きつけられても、こんな画像は捏造だと平気で言ってきますので、言い訳の出来ない証拠として保存しなければなりません。
これらの間接証拠については、保存を完璧にする為に、パソコンだけでなく外部記録装置であるUSBメモリーやSDカード等にバックアップデータとして保存し、さらに不測の事態を想定して、もう一つ予備を作っておく事が大事だと思います。
さらに、バックアップしたものは、同じ場所に保存しておかず、別の場所に保存しておきましょう。
もし、配偶者に、証拠のバックアップデータを見付けられてしまい、消去されてしまっても、もう一つ別の場所にあれば安心だからです。
これらの証拠は、一つ一つでは、確たる証拠とはなりませんが、探偵による本番の調査で、浮気の現場となる直接的な確実な証拠を得られた場合、全ての間接証拠が生きてきます。
日付の入ったレシート等は、いつから浮気をしていたかの証明になりますし、その他についても、言い逃れの出来ない証拠が存在してしまってからでは、疑いのある証拠ではなくなります。
間接証拠を集めている事を配偶者に悟られずに、地道に保存しておきましょう。