探偵と毒虫の関係性を怠るととんでもない事が
2022年10月17日
毒虫は、都会も地方もそうそう関係なく被害に遭います。
違いと言えば、都心は毒虫の種類が少ないが、地方は多種な毒虫に攻撃されるという事でしょうか。
とはいえ、種類の多い地方の毒虫が怖くて、都会の毒虫は怖くないという事にはなりません。
これは、探偵をしていると、自分の身を何かの影に潜めるという行動をするから分かる事です。
例えば、公園のベンチに座っている不倫カップルを捉えた時に、撮影出来る範囲の場所で、探偵からは見えるが、対象者からは見え辛い場所に身を置いた時に、そこが藪のような場所だったら、蚊のような吸血虫が潜んでいる場合があります。
地方であったら、当たり前のように蚊は出てきますし、それ以外の吸血虫も出てきます。
さらに見た事の無いような虫まで出てきます。
地方の探偵はそれをこらえながら調査をするのですが、都会の探偵さんは、せいぜい蚊に気を付ける程度で済むかもしれません。
ただ・・・
東京都心の場合、海外の外国人が地方より多く居住している為、蚊に病原菌を媒介する危険性があるのです。
現実に、何年か前に東京都内の公園や神社のような場所でデング熱が流行し、重症化した著名人が出たというニュースがありました。
幸いに地方にはそのような被害は出ませんでした。
これは、外国人が体内に病原菌を忍ばせて入国し、蚊に吸血されて、それを媒介して日本人に感染が広がったというのが定説となっています。
感染症は下手したら死んでしまうかもしれない病気ですので、蚊に食われた程度に考えていたのでは大間違いです。
探偵は、人一倍こういった危険性がある行動をする仕事ですので、特に注意しなければならないのです。
テレビや小説、漫画で見た探偵に憧れて、探偵の現場に出たら、毒虫に刺されまくって一回の調査で辞めていったという話は良く聞きます。
そして、今の季節、秋の終わりには蜂が巣離れをする季節です。
活動的な時期は少し終わりに差し掛かっているのかもしれませんが、女王蜂を守りながら、次の世代に引き継ごうとしている殺気立った状態の蜂、それもスズメバチの巣の近くに、調査をする為に身を潜める場所として適格だと思い、その場所に侵入してしまったら、どんな悲惨な目に遭ってしまうのか、想像もしたくありません。
なので、日中のうちに、張り込み場所の事前確認は大変重要であり、これを怠って夜間に蜂の巣の側で張り込んで蜂に刺されまくり、下手したら死んでしまう事も考えられます。
探偵志望の電話が入る事がありますが、探偵とはこういう泥臭い仕事なのを知ったうえで志願した方がいいです・・・
小説のようなカッコいい仕事ではありませんので。