台風シーズンの調査日の選定と天気予報による日程調整
2022年09月23日
九月も後半になり、台風が連続して発生するシーズンになってきました。
これまでの傾向では、九月後半から十月、十一月半ば辺りに発生した台風は、日本列島に沿って進行するものが多く、被害が出るのも季節的には秋から晩秋にかけての台風です。
当社も数年前の災害級台風によって、事務所が水没し、床上浸水になり、酷い目に遭いました。
一般住居と事務所としての建物では、床上浸水の基準が違うらしく、事務所では地面からたしか40センチか45センチ以上の浸水でないと火災保険の水災特約が出ず、えらい目に遭いました・・・
茨城県のあちこちでも河川が決壊して家が丸ごと水没してしまった年のことです。
このような災害級の台風が来ている時には、不倫カップルも無理に会う事は可能性としては低く、調査をしても空振りになってしまう事から、調査日を変更する事で対応しています。
切羽詰まった心理状態の依頼人様の場合、冷静な判断が出来ずに、台風でも会うかもしれないので調査してほしいという要望があるケースがありますが、人が非難するような状況の時に調査員を外に出すことは探偵社としても出来ませんので、契約時に書面にも記載されているように、災害時や災害の恐れのある場合は調査を中止する事にしています。
前述したように、危険を冒してまで不倫する人は少ないので、次回のチャンスに切り替えるのが賢明だからです。
最近の天気予報はAIの進歩もあり、かなりの確率で台風の進路や進行速度が予測出来るようになっています。
五日後までなら高確率で当たると言われており、予定していた調査日と台風の進路と直撃する日を見比べて、五日前から事前に調査日の変更について依頼人様と打ち合わせをする方針を当社ではとっています。
ただ、現在の天気予報では、五日以上先の台風の予想は不可能と言われているので、調査日から五日以内でどうするか判断するようになります。
台風は色々な気象条件で進路や強さ、速度が変わるらしく、五日以上の予測はしたとしても低確率になる為だと予報士がテレビで言っていました。
とはいえ五日あれば、適切な判断は可能ですので、探偵側のアドバイスと依頼者様の決断で調整するようになります。
また、台風ではなくても、大雨だったり大雪などの気象条件の場合も調査を見送る場合があります。
大雪などでは車のスリップ事故が発生しますし、自分が安全運転していても別の車両が滑ってきて事故になる事もあります。
以前、大雪の時にどうしても調査してほしいというので冬用タイヤの車で調査に行きましたが、事故には遭いませんでしたがとても危険な思いをしました。
もちろん調査は不倫カップルが会わずに空振りでした。