SNSで浮気相手の情報が見られる時代になった。
2022年09月22日
SNSは設定を公表にしておくと、それこそ全世界に自分の投稿が配信されてしまいます。
不倫をしている者でも、自分の表の顔は平気でSNSに投稿している場合があり、普段の私生活が丸見えの対象者がいます。
家族との食事の風景や交友関係とのイベント、乗っている車や自宅、どういった店に立ち寄るかなど、なんの危機感もなく投稿している対象者はどういう神経をしているのかと思う事があります。
探偵の中にもそういった危機意識が無い者も存在していて、個人で探偵事務所を細々と営業しているのに、自分の顔を平気で晒しているアホが存在します。
確かに、調査対象者が探偵を知っている場合はレアケースといえますが、完璧に仕事をこなすのであれば、自分の容姿はSNSに配信すべきではいでしょう。
それがプロというものです。
話はそれましたが、依頼人の配偶者の浮気相手の情報がSNSで知る事が出来る現在、ある意味探偵は楽になった部分があるといえるでしょう。
そんな中、ダブル不倫の場合、依頼者様の家庭を壊しておきながら、自分の家庭は円満で、その様子をリアルタイムでSNSに投稿している浮気相手が存在します。
配偶者と子供たちとの食事の風景、旅行に行った時のレジャーの風景など、幸せな家族としか見えない画像を無神経に投稿している輩がいます。
それを見た依頼者様の心情たるや、想像を絶するのではないでしょうか・・・
こうなってくると、探偵の心象も荒れてきます。
絶対に浮気の現場を押さえ、弁明の余地の無い証拠をとらえてやろうと心に灯がともります。
さらには、不倫において刑法を適用する事は出来ませんので、民法において徹底的に依頼者様が反撃に出られるように、離婚問題に強い法律家を紹介し、ただ不倫の証拠を突きつけるだけでは済ませないようにアドバイスする事があります。
不倫の事実をバレないように巧妙に不貞行為をしている対象者の調査は困難な場合がありますが、まだ可愛げがあるともいえます。
同じアプリを導入しているのであれば、世界中から見られてしまう自分の私生活を平気で晒し、自分の家族は円満にしておき、不倫相手の家庭は崩壊させているのは、自己中心的な行為というレベルではなく、さらに悪質だと客観的にも思いますし、調査する関係者となったら主観的にも感じます。
本来、探偵は自分の心情を仕事に入れずに事実のみを依頼人に提供すべきなのですが、探偵も人間ですので、気持ちが入り込む事があるのです・・・