調査開始時刻
2022年06月6日
行動調査(浮気調査)をする時、調査開始時刻を決定しておかなければなりません。
ほとんどの探偵社が、調査日を選定した後、調査日の調査開始時刻と終了時刻を依頼人と打ち合わせをし、それに沿って調査を実行します。
例えば、対象者が出勤する時刻が朝の7時であれば、6時半からの張り込みという具合にです。
最低でも30分前から張り込みはしないと、不測の事態が起きても対応できませんので、本来であれば1時間前位余裕を持って調査開始時刻は設定しておく方が無難です。
浮気調査の料金体系の基本は、時間制が多く、1時間いくらで計算される為に、少しでも少なくしたい気持ちは分かります。
しかし、対象者の動く時間ギリギリを調査開始時刻にしてしまっては、対象者が早めに出掛けてしまうような事態になった場合、調査は空振りになってしまいます。
大手探偵社だと、簡易な調査であっても数人の調査員を現場にあてるので、時間にすると1時間三万円前後という高額な料金になる場合がありますので、確かに調査時間を抑えたくなるでしょう。
ただ、地元密着で小規模な探偵事務所であれば、また小規模でなくとも、容易な調査と判断した場合は、調査員1名で完璧な調査をしてくる探偵事務所は相当数あります。
調査の予算が気になる場合は、上記のような安価に調査を遂行してくれる所を探してみると良いと思います。
また、調査の終了時刻についても、細かく打ち合わせしてくれる探偵事務所を選びましょう。
浮気の証拠が取れたとして、そこで終わりにするのか、さらに尾行を続けて浮気相手の居住先まで突き止めるのか等、どのような時点で調査を終了させるのかはとても大事です。
浮気の証拠が取れたとしても、浮気相手の素性を新たに調査する事になると、余計な手間が掛かってきます。
それであれば、行動調査をしているついでに尾行してしまえば二度手間にならずに、浮気相手の住居を判明させる事も可能となります。
もちろん100%割り出せるわけではありません。
例えば、調査した日にたまたま友人の家や親族の家に泊りに行くという事も考えられるからです。
しかし通常は自宅に帰る事がほとんどですので、不倫カップルが帰宅する状態になったら、さらに調査を続行するかどうかも大事な調査計画の一つであり、依頼人様との打ち合わせにこれを組み込まない探偵は無能だと言えますし、後々の料金の精算にも影響してくる事ですので、どの時点で調査終了とするのかはとても大事です。