情報を正確にどう読み解くか
2022年03月17日
探偵が不正確な報告を依頼人にしてしまっては、信用が失墜してしまいますから、調査で得てきた情報の裏取りは何重にも行って、真実をお伝えできるようにするのは当然の業務です。
これは仕事ですので、厳重に注意しながらの作業になりますが、一般に生活している中でも、調査業者ほどではないにしても、ある程度、世間に出回っている情報や報道について、何が真実なのかを見定めるよう心掛けていないと、落とし穴に落ちる危険性がある事は一般の方にも認識してほしい所です。
大きな話になってしまいますが、現在ウクライナ危機が進行形で進んでいます。
この戦闘行為、実質戦争なのですが、このような世界を巻き込んでいる国家間の紛争などにおいても、ただ単純にメディアやネットの情報を鵜呑みにしていてはいけないと思います。
戦争が起きる前、又は起きてからでも、裏で暗躍している工作員からの偽情報、又は国家自体が偽情報を出していくという情報戦が行われるのは、太古の昔からの常套手段ですので、戦況や被害状況、どちらに正義があるのか、どちらに大義はあるのか、一方的な侵略なのか、大義名分はあるのか等、総合的に見ていかないといけないと思います。
今回のロシアのウクライナ侵攻については、疑似的な戦闘訓練と称して、ロシア軍がウクライナの国境に集結していたのだけれど、いざとなったら侵略していってしまったという現実があります。
この侵攻直前には、ロシア軍がある程度の規模を撤退させたという報道もありましたが、アメリカの情報機関による情報で、全く軍隊が減っていないという事がバレてしまい、ロシアが撤退する気は無いとバレバレになりました。
案の定、ロシアの侵攻は始まってしまいましたが、投資の世界では、この情報戦により、株価などが乱高下する事態になり、一時的に大暴落にもなりました。
こういった投資の世間の混乱は、真実を読み解く事をせずに、一方的な報道や情報を信じてしまっている事が原因かと思われます。
これらは、社会的に大きな話になりますけれども、各個人の生活にも表れてくる事ですので、情報の正確さを求める事が大事だと認識すべきでしょう。
例えば、色々な要因により、現在、日本でも各分野での値上げが進んできています。
ある程度の金額のものを買っておくなら、さらにインフレが進まないうちに買っておくのがお得な買い物となるでしょう。
普段消費している生活品は買い溜めしても、そうは影響しませんが、例えば家や車等の高額な買い物においては、値上がり前と後では相当な金額差が生まれます。
今回の話は経済的な話として投稿しましたが、その他の取引や、将来的な進路などにおいても、正確な情報抜きにしては、運命が変わってしまいます。
次回はそういった実生活においてどうすべきかを考えていきたいと思います。