自分で浮気調査の〇と✖
2022年02月3日
探偵に浮気調査を依頼する前に自分で浮気調査をする場合、やっていい事とやってはいけない危険な事又は不利益になる事があります。
まず、どちらを優先するかと言いますと、やってはいけない方から説明します。
やってはいけない事柄の最大の理由は、調べられている事を配偶者に知られてしまう、つまり調査が発覚してしまうとその後の調査に多大な不利益が発生するからです。
では、どんな事をしてはいけないのかと言いますと、探偵の真似事をして、尾行や張り込み、聞き込みをしてしまう事です。
これをして、何一つ失敗せずに調査を完遂出来るのはかなりの低確率なので、ハイリスクな行為と言えるでしょう。
なので、現場調査を自分自身で行うのは絶対にやめておいた方が賢明です。
ある依頼人は、配偶者の浮気相手の所在だけ調べてくれれば、後は自分でやると言って、調査をしたようですが、案の定、車両での尾行がバレてしまい、カーチェイスが始まり、一応現行犯で証拠はつかんだようですが、一回きりの証拠しか得られず、以後の調停や裁判時に発揮する効力を下げる結果になりました。
最初から探偵に依頼していれば、複数回の不貞行為の証拠やその他の情報を得られたはずです。
次に、ストレートに配偶者を尋問するのは最悪なので、これこそ絶対にやってはいけません。
秘密裏に浮気をしている配偶者だった場合、浮気してるか?と聞かれて、してると答える人は例外を除いて、ほぼ存在しないと思われます。
そして、浮気を問い詰めてしまったら、配偶者に浮気の疑念を持たれたと思い、以後、警戒するようになってしまいます。
こうなると、プロの探偵でも難しい調査になってしまいます。
調査対象者がまだ油断している時に調査をしてしまうのが基本ですので、対象者が警戒してしまうような行為はやめましょう。
では、自分自身で何が出来るのかと言いますと、配偶者の行動パターンのデータを取る事があげられます。
一週間の動き、一か月の動き等を記録して、月のうちどれ位怪しい日があるのか、週の何曜日が怪しいのか、不規則な出勤の仕事であれば、勤務表を手に入れる等のデータ集めをするのはとても有効です。そして得られたデータにより、より精密な調査日の選定を行う事が可能になるのです。
これなら、配偶者に気付かれる事なく、秘密裏にデータ収集が出来るので、自分で出来る一番有力な調査になります。
もしもチャンスがあれば、ドライブレコーダーのデータや、車のナビの走行軌跡のデータ等を取得すると良いですが、これも絶対に見つからない環境の場合だけにしておきましょう。
また、スマホやパソコンの中身を調べるという手もありますが、これも見つかってしまったら元も子もないので、絶好のチャンスの時にだけするようにしましょう。