恋愛詐欺について
2022年01月19日
前回、昨今のIT化の発展により、ネットを通じて知り合った男女の詐欺被害について書きましたが、出会いの場こそ違え、恋愛をエサにした詐欺行為や借金踏み倒し行為は昔からあります。
こういった金銭を要求して逃げるという行為は以前は男の方が多くやっていたようで、女性からの被害の相談が多かったような気がします。
※あくまで当社比です。
女性がハマってしまうのは、ホストクラブのホストが多いようで、お目当てのホストと店外で会うようになっていくうちに、金に困っているような話が出てきて、援助したくなり、お金を渡してしまうというのが始まりです。
ある程度、金をむしり取って、女性が限界まできた所で、姿を消してしまい、またどこかのホストクラブに流れていくという手口のようです。
全てのホストクラブがこういった事を許しているわけではなく、店外では食事程度、何らかのプレゼントをもらうまではOKという決まりがあるお店もあると聞いたことがあります。
しかし、恋愛感情が出てしまったという話になれば、それを店側が取り締まるわけにもいかないので、そこから先は本人の問題となってしまうのが現状でしょう。
気に入ったイケメンホストが、自分だけのものになったと思ったら、有頂天になって回りが見えなくなり、正常な判断が出来なくなってしまって、言われるがままに従ってしまうのが原因と思われますので、一回自分自身の容姿を鏡で見てみると良いかと思います。
これは女性だけでなく、男性にもいえます。
スナックやクラブのホステスさんに入れ込んで、プレゼントをしたり、小遣いをあげたりして、そのうちに深い関係になったら、自分のものになったと勘違いして、独占しようとしだす男性がいますが、ホステスさんもホストも同じですが、疑似恋愛をして、お客さんを喜ばせて店に来てもらうのが彼らの業務だという事を認識した方が良いでしょう。
前述したように、本物の恋愛感情が芽生えて、ホストやホステス、キャバ嬢等と結婚したという人も少数ですが存在するのは事実です。
その場合、男性ならイケメンか金持ち、女性なら美人という条件が少なからずあるのも事実です。
なので、男性なら鏡を見て資産を計算してみましょう。女性なら鏡を見てみましょう。
そういったイケてる水商売の異性に選ばれる実力があるのかどうか、正確に診断してみましょう。
そのレベルにないのに、あたかも好意を寄せているように近付き、金銭を要求してきた場合は、それは金目的でしかないとほぼいえるでしょう・・・
そうして未来の無い疑似恋愛の末にお金をむしり取られてから、逃げた者を探してほしいと言われても、見つけた所で、お金を返してくれるはずもなく、ほとんどの場合借用書も作ってないので、貸した証拠もなく、調査費だけがさらにかさむ事になり、踏んだり蹴ったりな状況になります。
なので、当社ではこの手の人探しは、貸した金額を最初に聞くようにしています。
それが二、三十万程度であれば、調査はしない選択をお勧めしています。