防犯カメラの良し悪し
2021年11月25日
近隣トラブル等での相談で、いたずらの証拠をとりたいというご相談が入る事があります。
こういったケースの場合、探偵を使うよりは、防犯カメラの方が有効ですし、コストパフォーマンスも良いので、当社ではそう伝えるようにしております。
まず、探偵が近くで張り込みをしていたら、犯人が動かないでしょうし、不審者と思われて第三者の近隣の方から通報されたりするので、あまり有効な手段ではありません。
金銭的にも、探偵を使えば、一日に数万円は掛かりますから、何日も掛けて調査をした場合、軽く防犯カメラの良い品が買えてしまう事になります。
だったら最初から防犯カメラを付けてしまった方がどう考えても賢明といえます。
防犯カメラには、ピンからキリまでありますが、その両極端は使わないほうが良いでしょう。
キリの方は、不良品も多く、すぐに壊れてしまったりする海外製の最低品です。
安さに負けて買ってしまっても、すぐに使用不可になる場合があるので、おすすめできません・・・
逆に最高級の国産品を購入するとカメラの台数にもよりますが、すぐに百万円以上の値段になってしまい、コスパが最悪になります。
高くても、長持ちしたり、故障が少なければ最終的には良いのではないかという考えもあります。
ただ、経年劣化による消耗の度合いは、中程度クラスの防犯カメラと最高級のものは、さほど違いは無いと言われています。
毎日ずっと稼働しているわけですから、当たり前の事です。
車と同じと考えてもらうと分かりやすいでしょう。
中クラスの車と高級車を比べてみても、毎日乗っていれば、車の寿命はそう違わないはずです。
カメラも同じことがいえるので、カメラの画素数やその他の追加機能の充実さを求めるなら、ある程度高価なカメラを選ぶ必要がありますが、スタンダードなカメラで良ければ、中程度の金額のものを選ぶと良いでしょう。
予算にもよるでしょうが、差額でカメラの台数を増やすことも出来ますので、もし専門業者が一番高いものを勧めてきても、数種類のランクの見積もりを出してもらうのが大事です。
あとは、海外製のものは、よく製品を見極めてから購入しましょう。
メーカーの保証が付いていたとしても、そのメーカーが消えていたらどうにもなりません・・・
なので、買った店がサポートしてくれるような所で購入する事をおすすめします。
器用な人であれば、自分で設置する事も可能ですので、チャレンジしてみるのも良いでしょう。
設置工事費の節減になります。