探偵ランキング?
2021年11月21日
昨今では、探偵探しをするのに、ネットでの検索が主流になってきているのではないでしょうか?
年配の方は、もう浮気調査に関わる機会は少ないでしょうし、盛んに浮気系のトラブルを抱えている年代は40代前後から50代ですので、さすがにネットが出来ない人は少数派になってきていて、昔のように電話帳で探偵探しをする人は少なくなってきていると思われます。
となれば、宣伝活動はネットが中心となってくるのは至極当然であり、色々な宣伝広告をネットで打ってくることになってきています。
各探偵社がホームページを持つのは当たり前になってきていますが、自社のホームページだけでなく、自社を宣伝するページを別に作っている探偵社も存在します。
自社だけを宣伝するのなら、納得できますが、他社を巻き込んで自社を上位に宣伝するという方法を取られている場合があり、これは要注意といえます。
この手法は、営業の電話で、探偵ランキングの上位に載せるので、宣伝費を払ってほしいという事を言ってきます。
都道府県単位であれば、上位10社に組み入れる事は可能な為、金さえ払えば、ランキング内に入る事、そしてその上位に入る事は可能です。
それで仕事が入れば、別に金を払ってもいいでしょう。実際に払っている探偵社も現実に存在します。
ただ、これは何の根拠もないランキングであり、順番は適当なものです。
金を払った探偵社が上位5社に入っているという事だと考えるのが妥当です。
逆に考えてみましょう。
探偵のランキングとは何を基準にしているのでしょうか?
年商なのか、従業員数なのか、関係機関からの表彰なのか、この根本的な事が何一つ掲載されていません。
ただ単に、1位何某、2位何某というだけの事です。
もっともらしく、何が出来るとか、過去の依頼者からの感謝の言葉などが掲載されていますが、それの信憑性は皆無です。
これを証明するのは簡単です。
通常、ほとんどの依頼人は、自分の居住している都道府県で営業している探偵社を選ぼうと検索します。
しかし、このランキングサイトには、首都圏で営業している探偵社が上位5社位に入ってきています。
間違いありませんから、ネットで確認してもらえば理解できるはずです。
この上位5社が結託して、ランキングサイトを運営していたらどうでしょうか?
上位5社でなく、一社か二社が行っているかもしれません。
それ以下の探偵社はランキング入りはするが金も取られるという状況であり、こういったランキングサイトを作った探偵社の養分になっているのです。
1位なら一番優秀な探偵と一般人は思ってしまうでしょう。
それを狙った卑劣な宣伝方法なのです。
サイトの運営費は掲載するのに金を払った探偵社からのもので事足りますし、自社のホームページのSEO対策にもなり、一石三鳥となります。
このようなランキングサイトが横行していますが、騙されずに、各社のホームページをご覧になられる事をおすすめします。