秋の味覚
2021年11月13日
探偵の浮気調査・行動調査とは、調査対象者の行動を尾行や張り込みをしながら、逐一撮影しながら記録していく業務です。
なので、対象者が行く先々に探偵も付いていく事になります。
となると、各種店舗や遊技場、テーマパーク、飲食店、ホテルなど、対象者が入店、入場した場所へ探偵も入っていきます。
当然、入場料や飲食代等の経費が掛かってきますので、それらは調査終了後に精算してご請求となります。
ここでトラブルにならないように、当社では、契約時に細かい取り決めをしておくことにしております。
まず、有料の場所に対象者が入っていった場合、調査員も入っていった方が良いのか、それとも出入りだけを捉えるだけで良いのかの確認をします。
これは、例えば車での移動だった場合、対象者が遊園地などに行き、車を駐車場に停めていれば、遊んできた後に車に戻ってくるのは間違いないのは当たり前です。
そうなると、遊園地での姿を撮ったとしても、ただのデートを撮っているだけになるので、証拠としてあまり意味のないものになるという考え方も出来ます。
であれば、無駄な遊園地の入場料を使う必要は無いので遊園地には入らずに経費削減をするという選択も出来ます。
全ての行動を記録するのではなく、浮気調査であれば「浮気の証拠」となる部分が大事ですので、余計な記録は必要ないという判断をする事も出来ます。
ただ、これだと不貞行為にまではいってない時期であったり、最後の一線は越えないでお付き合いをしているという場合、どれほどの親密さなのか、今後不貞行為にまで発展するのかという推測があまり出来ません。
なので基本的には全ての行動を記録していく事をお勧めしていますが、必要経費は探偵には何の利益にもならないので、依頼人様のご判断に従うように当社ではしております。
そんな中、全てにおいての行動記録をしてほしいという場合、これが仕事じゃなかったら・・・という場面が長年探偵をしていると出てきます。
例えば、各地にある名所を散策している不倫カップルを調査している場合、きれいな景色等を見ている暇はなく、対象者に全集中しているので、目の前にある観光名所はチラ見しか出来ません。
また、飲食店に対象者が入った場合、今頃の季節であれば、「秋の味覚」を対象者が堪能しているのを横目に、最低限の料理や飲み物を頼んで経費を抑え、業務に全集中となります。
よだれが出てくるほどの美味しそうな料理を食べている対象者を、店で一番安いメニューを頼んで撮影している探偵・・・
食いしん坊な探偵にはキツイ瞬間です。