一日の調査で得られるもの
2021年10月21日
浮気調査において、調査環境が好条件に好条件が重なったりすると、一日で完璧な浮気の証拠が得られることがあります。
どういう事かといいますと、依頼人様が、浮気を疑っている事を調査対象者にさとられておらず、対象者が完全に無警戒であり、なおかつ、浮気相手の目星が付いていて、行きつけのラブホテルも判明している等があげられます。
その他にも好条件につながる環境は色々ありますが、これらが複合的に重なったような案件だと、とても早い時期に調査が完遂する事となります。
逆に、浮気相手が皆目分からない、いつ浮気をしているのかも定かではない、何一つ手掛かりが無いなど、一から調査をしなければならないという場合ですと、一日で全ての証拠を揃えるというのは不可能に近くなります。
ここを勘違いされている方がいらっしゃいまして、クレームを付けられる事がまれにあります。
何も分からない状態での浮気調査となりますと、まずは依頼人様の配偶者の尾行から始まります。
そして、幸運な事に、浮気をする日に調査日が当たったとしましょう。これだけでとてもラッキーな事になります。
何度も調査をしても、中々尻尾を出さないという場合もあるので、早い時期に調査日と浮気をする日が当たるのはとても幸運なことです。
そして、浮気をした日に調査が出来たとして、まず得られるものは、浮気相手の容姿や乗っている車の情報という事になります。
地方の探偵の場合、移動はほぼ車になりますので、浮気相手の車も判明する事になります。
ほとんどの場合、待ち合わせ場所から、どちらかの車に乗り換えて移動しますので、あとは乗り換えた車を尾行して行動調査を開始する事になります。
ここで、無理をしてしまうと、調査が発覚してしまう事もあるので、ここは探偵がとても慎重になる場面となります。
なので、調査環境によっては、初期段階の調査では浮気相手を判明させるだけになる場合もあります。
浮気相手の車が判明したのであれば、浮気相手が誰なのかをつかむことは容易であるので、そちらを優先した方が賢明な場合がほとんどです。
浮気相手が誰なのかが分かれば、調査の手法を変えていくことが可能であり、当初よりも良い条件での調査にすることが出来ます。
なので、一回目の調査、又は初期段階の調査で、全ての証拠を捉えようとして無理をするのは、以後の調査に悪影響になる場合があるので、基本的に避ける事となります。
いずれにしても、一回の浮気の証拠では裁判等では弱いので、複数回の証拠を得るのが基本となります。
ですから調査の全体像を考慮して、最終的に完ぺきな証拠となるものを揃えられるように探偵は全力を尽くします。