調査開始時間
2021年10月9日
依頼人様と綿密な調査計画を立てて、浮気調査の調査日と調査日数まで決まったとします。
その中で、調査日に何時から調査を開始するかも決めるのですが、料金が時間制な為に、少しでも料金を抑えようとして、開始時刻をギリギリにしてしまう方がいらっしゃいますが、これはおすすめできません。
しかし、依頼人様の要望には応えなければなりませんから、強引に早い時間から始めましょうとはいえません・・・
一般の仕事だと、5分前や10分前の集合で問題ないとは思いますが、探偵の調査の場合、そんなギリギリだと不測の事態に対応出来ないので、30分か1時間弱前には現場に着いているものです。
しかし、それ以上に早い時間に対象者に動き出されてしまうと、その日の調査はおじゃんになってしまいます。
例えば、いつも家を出る時間が7時だとして、その7時を調査開始時刻としてしまったとしましょう。
探偵は6時過ぎか6時半には現場に到着しているはずですが、5時台に対象者に家を出られてしまったら、対象者が居ないので尾行は出来なくなります。
つまり、その日の調査はパーになってしまいます。
しかし、その日一日の調査予定は確保されているので、その日の調査費はそのまま掛かってしまいます。
調査出来なかったんだから、今日の調査費は無しねという訳にはいきません。調査員には日当を払いますし、車両燃料費も掛かっているのですから・・・
という事で、最低でも対象者が動くと思われる時刻から1時間は余裕を持った調査計画にするのが賢明です。
そうすれば、探偵がそれ以上に早く現場に来ていますから、ほぼ問題なく調査にのぞめる事になります。
もちろん、予定時刻よりも数時間も早く対象者に動かれてしまった場合はどうしようもありませんが・・・
その場合も想定して、想定外に動かれそな気配があった場合は、事前に連絡を入れてもらい、可能であれば、調査時間の変更をして対応するようにはしています。
このように、調査開始時刻はケチらずに余裕をもって調査計画を立てましょう。
逆に、調査終了時刻については、とりあえず見積りを出すために、終了時刻を設定し、何時間の調査になるのかを概算で決めますが、実際には対象者の動きに合わせるようになります。
つまり、6時間の調査設定にしていたとしても、対象者がそれ以上に動いている場合は、それに合わせて調査時間も延長とする契約にしておく場合がほとんどになります。
なので終了時刻はあくまでも予定という事になります。