秋の気配
2021年09月7日
真夏の熱波の時季は終わり、探偵たちもほっとしているのではないかと思います。
探偵の一番いやな季節が真夏であり、シンプルに命がけの仕事となります。
熱中症の危険は、全ての人に当てはまりますが、探偵の場合はそれの最もたる位置に居ると言っても過言ではありません。
日中に道路工事をしている作業員の方達の方がキツいのでは?と言われる事もありますが、最近では、作業服の中に扇風機が付いているハイテクな作業服があったり、また熱中症で倒れる前に休憩をとる事も許されているようです。
建設現場で熱中症になって倒れる人が出たのでは仕事にならないからと思われます。
しかし、探偵は自分の都合で休むことが出来ず、調査対象者の動きに合わせていなければなりません。
日陰のないような場所で、対象者が建物から出てくるのを延々と張り込みするなんてのは茶飯事であり、また夜の車内での張り込みもエンジンを掛けられないので、エアコンは使えず、熱帯夜の時は地獄の様相です・・・
また、夏は虫がわいてくる時季でもあり、吸血虫や蜂に刺される危険もあります。
こういった過酷な季節を乗り切り、秋の気候になってくると、探偵は楽になり、一番いい季節といえるかもしれません。
じゃあ春はどうなんだ?と思われると思いますが、春も過酷な寒さから解放されていい季節ではありますが、花粉も飛ぶ季節なので、鼻水ズルズルになりながらの仕事は中々大変です・・・
真冬の極寒も中々にキツいですが、防寒対策を取る事によってなんとか回避できます。
という事で、毎度毎度の話になりますが、探偵は夏が嫌いです。
そして、その嫌いな夏が終わった後の秋はとても好きです。
探偵でなくとも、秋が好きな人は多いと思われます。
収穫の時季でもあり、色々な食べ物を楽しめる季節でもあり、紅葉などで、行楽のシーズンでもあります。
このような良い季節に出かけることが出来るような世の中に早くなってほしいものです。
ワクチンの接種が進み、高齢者のコロナ感染が少なくなってきているというニュースを見ますが、ワクチン接種が済んでいない若年層のコロナ感染が増加しているという報道もあり、まだまだ油断はできません。
大多数の人が自覚をしていると思われ、探偵業界の浮気調査の率が下がっているという話も聞きますし、当社でも同じ状況です。
探偵の仕事のほとんどが浮気調査ですので、仕事が減るのは困ったものです。
浮気・不倫を推奨するわけではありませんが、コロナが収束し、いち早く以前と同じ社会に戻ってほしいと思います。