緊急の調査について
2021年07月9日
調査対象者の行動パターンに再現性が無い場合、浮気の当日にしか調査の該当日を当てられないという場合があります。
こういうケースでは、配偶者に予定を聞けない環境にある場合が多く、浮気で出かける当日にならないと、予想が出来ないのでしょう。
となると、探偵に依頼されるのも当日に緊急でという事になるのですが、調査員が常に当日の調査を待機しているわけではなく、別件で動いている事が多く、電話をかけてきて、今すぐに調査をしてほしいと頼まれても、はい分かりましたというわけにはいきません・・・
もちろん、探偵社も毎日のように現場に出ているわけではなく、調査と調査の間に事務所で内勤している時もありますので、その場合は緊急出動する事は可能です。
当社でもそれは可能ですが、後々のトラブルにならない為に、着手金の送金だけはお願いしています。
電話一本で現場に急行させられて、後からやっぱりキャンセルすると言われたら、大損害になるからです。
本来であれば、調査前に書面での契約を対面で行うのが業法で定められているのですが、緊急の場合はそうもいかないので、近日中の契約という形をとってとりあえず緊急の調査をする事もあります。
しかし、原則は事前に契約を結ぶのが正当なので、後々のチャンスを見越して、緊急出動を可能にしておく契約を結んでおくという選択もあります。
ただこの場合、調査員が出払っていたり、退勤後に飲酒をしてしまって運転が出来ないという状況も出てきますので、いついかなる時でも、要請があれば調査に行ける体制を保っている事は出来ません。
あくまでも、調査員に空きがある場合にのみ出動可能になります。
どうしても待機させておきたい場合は、待機させている調査員の費用が掛かってきます。
従業員一人をいつになるか分からない調査の為に、常に確保して給料を支払っているのですから、これは仕方ありません。
以前、2~3日中に、ほぼ間違いなく対象者が動くという案件があり、この期間だけ、待機料を支払って頂いて、調査員を待機させておいた事がありました。
対象者は公務員で、半日で早引きする事もある方だった為、昼の零時から夜の七時までの間、調査員を待機させるという契約でした。
一日目は空振りでしたが、二日目で大当たりし、浮気相手と乗っている車の車種やナンバーが判明しました。
その後は、会っている場所が特定出来たので、通常の調査に切り替えて、じっくりと結果を出せました。
このような過去の経験から、緊急調査にしかなり得ないというケースだったとしても、色々な調査計画の提案が可能ですので、まずはご相談ください。