ドライブレコーダー
2021年07月3日
あおり運転や危険な運転が横行している現状に、ドライブレコーダーは必須アイテムとして脚光を浴びています。
これまでは、純正のドライブレコーダーはあまり無く、あっても性能的には社外品よりも劣るものが多く、車を買ってから、カーショップで後付けでドライブレコーダーを設置するのが標準的でした。
SNSの時代と、手軽に動画が撮影できるスマホ、そしてドライブレコーダーやその他の撮影機器を持っている人達による、悪質なドライバーの現実を見る事が出来るようになり、泣き寝入り被害が少なくなると共に、社会問題にもなってきました。
それと共に、ドライブレコーダーの性能も上がってきていて、画素数のアップや、後方の録画、360度視点の撮影など、どんどん進化してきています。
もはや、言った言わない、やったやらないという水掛け論にならない為にも、証拠として残るドライブレコーダーは必須アイテムと言って過言ではないでしょう。
そのドライブレコーダーですが、探偵が行う浮気調査にも大変役にたっています。
探偵側においては、走行中の撮影が容易になったという事があげられます。
これは画素数の向上で、対象者の車の特定が可能になった事が大きいと言えます。
以前のドライブレコーダーは、画像が粗く、車のナンバーが読み取れないような画像しか撮れないものが多かったのですが、最近のものはクリアな画像が取得出来るので、ナンバーの特定は簡単になりました。
また、後方の撮影も可能になった為に、対象者の車両の前に出ても撮影が続けられ、助手席に乗っている浮気相手の画像を容易に捉えられることが可能になりました。
これまでは、ビデオカメラを三脚に設置し、車内に固定して運転中にぶれないようにして、手動で操作していたのですが、ドライブレコーダーはエンジンをかけた瞬間から撮影開始され、またその撮影している様子を対象者から勘付かれる事もなく撮影可能であり、これを上手に利用しない手はありません。
また、対象者の車に設置されているドライブレコーダーのデータを、依頼人様が抜き出して証拠として使用するという事も可能になりました。
最新のドライブレコーダーは、走行中のみならず、エンジンを切っている間にも、盗難や悪戯の証拠映像を撮るべく、車外の画像を撮影出来るものも販売されています。
これによって、秘密裏に不倫をしていたはずが、自分のドライブレコーダーにより、証拠を残してしまうという現象が起きています。
ホテルに入る場面や出てくる場面を自分自身で撮影してしまっているのです。
探偵が必要無くなってしまうかもしれないので、困ったものです・・・