恋愛相手にお金を貸さない
2021年04月5日
異性の所在調査は、ストーカー案件になる可能性があるので、依頼を受けるのは慎重にならざるを得ませんが、金銭の貸し借りがある場合は別で、中には結婚を匂わせている場合もあり、結婚詐欺の事件化も考えられます。
ただ、金を借りて居なくなってしまうような者は、自分の素性をほとんど明らかにしていない場合が多く、調査の手掛かりが少ないので、調査は難航するか、不可能と思える案件ばかりです。
今の通信は、ライン等がメインで、通話自体もラインの通話を使用している為、相手の電話番号も知らないという現象が起きています。
名前も下の名前でしか呼んでいなかったりして名字が分からないとか、車のナンバーも特に控えておらず、車種と色しか分からない、当然の如く、住所も聞いたこともないという始末・・・
女性の依頼人の場合、相手がホストだったりするので、ホストクラブへ聞き込みに行く事になる場合がありますが、ご存じの通り、水商売の場合、男女共に源氏名を使用しているので、本名ではなく、店とホストの関係も正式な雇用関係になかったりして、店側もホストの素性を知らないという事もあります。
もちろん、店側がホストを庇って隠しているという事も考えられますが・・・
という事で、本名、住所、電話番号、本人が所有している車のナンバー、これらが全く分からないのでは、写真の画像からローラー作戦で聞き込みをしていくしか方法はありません。
運良く、知り合いの所に行きついたとしても、居所を教えてくれるとは限りませんが、金を借りて逃げてしまうような者の場合、他にも被害者がいたり、素行が悪く評判が悪い奴だった場合は、積極的に情報提供をしてくれる方も居ますので、調査は全く不可能というわけではありません。
ただ、物事には費用対効果というものがあります。
調査の期間が長くなれば、それだけ費用も掛かります。貸した金額と調査費用を比較してみてみましょう。
20万円、30万円とかなら、相手が見つかって、もしも借金を返させられたとしても、調査費も同程度以上かかってしまえば、プラマイゼロかマイナスになってしまいます。
恋愛相手に貸したお金という場合の話ですから、お金だけの話ではないという気持ちも分かりますが、本当に好意を持って、相手が交際してくれていたのなら、お金に困っても別の人から借りたでしょうし、借りたまま逃げてしまうという事もしないはずですので、もしも見つかったとしても、別れるのが賢明でしょう。
そして見つかったとしても、そんな奴はお金を持っていませんので、ほとんどの場合、貸金を取り戻す事は出来ません。
無い所からは取れないというのが、貸金の現実だからです。
なので、お金は貸さないのを前提にしたお付き合いをする事が大事といえるでしょう・・・
お金は貸せないと言われて、去っていくような者はそれだけの奴だと思い、それ以上深入りしない事です。