教育関係者の不倫
2021年02月23日
学校の先生同士の不倫による浮気調査も多いですが、事務局の方同士や事務局の方と教師、教師と保護者というようなケースもあります。
私立でなければ、立場的には公務員という事になりますが、公務員全般の不倫率が高いので当たり前といえば当たり前ですね・・・
今回は、そんな教育現場での不倫劇についての事例を取り上げてみました。
ある高校の体育教師の男女がダブル不倫をしていて、女性側の夫が依頼者という案件です。
依頼人の配偶者、つまり女性の体育教師が、まだ油断していた時、旦那さんは、奥さんのスマホを覗き見した所、見知らぬ男の写真やラインのやり取りを見つけたそうです。
ここ数か月、どうも様子がおかしいので、ついスマホの中を見てしまったのでしょう。
ラインのやり取りでは、体育教官室の中でいちゃついていたと思われる記述があり、不倫の関係は間違いないと思われたそうです。
ここから依頼者は間違った行動をとってしまいました。
配偶者と浮気相手が勤務している高校に乗り込み、相手に掴みかかり、教頭か校長かは定かではありませんが、面会に立ち会った人に二人の不適切な行動を伝え、処罰してほしいと怒声を発したそうです。
しかし、ラインの記述だけでは、不貞行為の証拠とはならないので、学校内でのあまりに親しい関係は慎むようにという注意だけで終わったそうです。
このように、メールやライン等のやり取りでは、間接的な証拠とはなり得ますが、直接的な確たる証拠とはならないのです。
もちろん、問い詰めてみて不倫を認めてくれるなら問題ありませんが、そんな正直に不倫を認める人はごく僅かでしょう・・・
学校内での会議室での騒動もあり、どちらも別の高校に転任してしまったそうです。
それで収まれば良かったのですが、夫婦の間に入った亀裂は回復する事はなく、離婚劇に発展し、親権や監護権の問題になり、弁護士によると、相手の男性体育教師との関係が続いているなら、元より男女の関係にあったと推察できるので、とれるなら、今からでも証拠を取った方がいいという事での浮気調査の依頼になったのです。
しかし、相手もバカではありませんから、親権や監護権で争っている時に、みすみす自分の弱みを掴ませるわけもなく、何度調査しても空振りにしかなりませんでした。
さらにダブル不倫ですから、浮気相手には配偶者がいるので、不倫の関係は終っていたのかもしれません。
このように、まだ確たる証拠といえるものが無いうちに、怒りに任せた行動をしてしまうと、とても不利益になります。
最善策は、ラインのやり取りを見つけた時に、探偵に依頼し、証拠を掴んでからの行動です。
確たる証拠があれば、ラインのやり取りも有効になり、さらに学校内での不適切な行動も、どこまでエスカレートしていたんだろうと、上司も疑念を抱き、転任だけでなく、それ相応の処分が下されたかもしれません。
さらに、慰謝料の請求も出来ますし、離婚の争いもある程度優位に進められたことでしょう。
配偶者を裏切り、学校という教育現場での不倫劇、まさに教師にあるまじき行為をしていた体育教師の男女という案件でしたが、教育関係者の不倫は多く、別の事例はまた次の機会に・・・